1952-06-04 第13回国会 参議院 厚生委員会 第21号
いしたいと思いますることは兒童の福祉の上からいたしまして、十八歳以下の一般の兒童に対しまして午後十時以後から午前三時までは道路上においていろいろな商売をしたり或いは又仕事をしたり、或いはサービスのような、とにかく街頭労働することを禁止しよう、従つてそれらをさしておるところの背後にあるものが或いはそれが父兄であつても保護者であつてもそれを若しやらせておるならば処罰してこの禁止の目的を達しよう、従つて兒童福祉
いしたいと思いますることは兒童の福祉の上からいたしまして、十八歳以下の一般の兒童に対しまして午後十時以後から午前三時までは道路上においていろいろな商売をしたり或いは又仕事をしたり、或いはサービスのような、とにかく街頭労働することを禁止しよう、従つてそれらをさしておるところの背後にあるものが或いはそれが父兄であつても保護者であつてもそれを若しやらせておるならば処罰してこの禁止の目的を達しよう、従つて兒童福祉
又この改正案そのもので言いますれば、どこに兒童福祉という性格がこの禁止規定の中に含まれておるのであるかという点を、つまり労基法の狙おうとするところで若し児童福祉法の中に持込むとするならば、この年少兒童の労働禁止のこの規定が、どこを狙つて兒童福祉という結果をもたらすかという点を私は労基法の関係との睨み合せにおきまして、こういう禁止規定を持つて来ることが労働政策でなくして兒童福祉政策となるゆえんを、私は
従つてこれによつて兒童福祉施設においては、解決するのではないかと思います。但しこれは開業助産婦等の関係もありますので、兒童福祉法の助産施設だけの措置であります。それから現品支給の問題は、結局今の点数計算による費用のうち、あるいは正常分娩の場合の五百円等によつて現品支給しておりますので、それでまかなつてもらうほかないかと思います。
を保障するために、各種の諸施策を実施して参つたのでありますが、何分にも兒童福祉行政が軌道に乗つて参りまして以来、まだ日が浅いがために、それらの中には兒童の福祉を保障するに十分と思われない点が多々あるのでありまして、政府といたしましては、兒童福祉行政機構の問題、專門従事職員の問題、兒童福祉施設の増設、整備の問題及び各種の兒童福祉の具体的施策等、兒童福祉行政全般に亘りまして詳細な検討をいたして、よつて兒童福祉
それから次に兒童福祉司の名称の問題でありますが、これは第二回國会でもいろいろ論議されたのでありますが、やはりどうもその兒童福祉司ということが堅苦しいような、役人ぶつたような言葉であつて兒童福祉というものにそぐわない。これはまあ修正意見として出すかも知れませんが、兒童福祉司を兒童福祉委員と簡單に呼んでもいいのじやないかと思います。その点は如何でございましようか。
併し遺憾ながら、してもいい、せんでもいいというような例によつて、兒童福祉らしいような生温いことで、この点非常に問題だと思うのであります。
ただ場合によりますれば、先程申しましたように、母も子も区別しないで、團体としての母子福祉法といいますか、單独法が作られて下さるならば、尚一層母子の要請が積極的になるのじやないか、若しそれが不可能であるならば、從つて兒童福祉法にもつともつと母子法に対する施策を盛り上げて頂きたいという考えを持つております。
いうまでもなく現在の兒童福祉法が制定されたのは、正に防貧乃至救貧の從來の觀音を超えて、憲法の精神に從つて、兒童福祉法という誠に画期的な立法が、崇高なる立法精神によつてこれは生れたのであつて、而も次期日本を担うところの兒童のために、どうしても一元的な行政を進めねばならないという理由から、この局が誕生して僅か一年にして、如何なる政策の転変か分らないけれども、これの廃止を見るがごとき風評が起るがごどき状況
從つて兒童福祉法におきましても、或る程度の経過規定を以ちましてできる限り有資格者が將來できるように、併し現状におきましては或る程度の緩和規定をおいておるのであります。これは將來におきましては、できる限り有資格者がそれに当るというふうなことを我々は考えておるのであります。
結局孤兒をどう扱うかという問題から起つて來た問題であつて、從つて兒童福祉法ができました現在、兒童福祉法の執行と申しますか、やり方というものが至つて不徹底であるから、從來はまあ止むを得んと申しましても、少くとも兒童福祉法ができたら、それの観点から立つた行き方をもう少し考えて頂かなければならない問題じやないか、現に我々は昨年……今年でございますか、静岡縣へ参りまして、静岡縣では、堂々と、兒童福祉法施行後
かりに十四歳以下のものについて福祉の措置を講ずるとしても、第二十四條二号のハによつて兒童福祉施設に送ることができる。保護処分の中に十四歳を入れる必要はない。第二十四條第一項第一号は不要と思う。また兒童相談所は決定機関であり、同じ決定機関たる家庭裁判所が、兒童相談所に送致することを保護処分の内容とすることはおかしいと思う。
鑑別の結果、事情によつて兒童福祉司や兒童委員の観察に付されるか、または教護院に入れる。單なる鑑別のみでなく、矯正保護を含んでいる。
從つて兒童福祉法と今回の改正少年法との点において、第三條の第二項に今度後で追加されます分が入りませんと殆んが兒童福祉法の問題の少年、不良要保護少年に対する分と、本法の少年保護に対する最初の分との混淆が再び起るのではないか。
從つて、兒童福祉法の制定に當りましては、その附則において、この問題が相當論議されまして、犯罪少年は別でありまするが、その他の者に對しては、兒童福祉法の施行によつて、兒童福祉行政を大體これによつて統一する方針の下に政府も進んでおり、又當時の司法省におきましても、且つ又厚生省におきましても、大體その意見が一致しておつたと存ずるのであります。
從つて兒童福祉法の豊らざるところを補うという結果になつて行く次第であります。
それならばやはり現在の國内の社會事業施設を十分呑み込んで、現在はかような状態であるから、これを一歩進めるためには最小限度この程度に行かなければならんということをお決めを願うという方法を採りますると、國内の情勢を十分視察した上でないといけないし、又前者にしても後者にしましても、これは多くは經費が伴う問題でありますから、ただ單に最低基準を作つて、兒童福祉關係において標準をお示しになるということでは、從來
よつて兒童福祉法案は原案通り可決することに決定いたしました。尚本院規則第百四條により、本会議における委員長の口頭報告の内容については、予め多数意見者の承認を得なければならんことになつておりますが、これは委員長において本法案の内容及び本委員会における質疑應答の要旨、討論の要旨及び表決の結果を報告いたすことにして御承認を願うことに御異議ございませんか。
從つて兒童福祉法という、子供のための、お母さんのための、非常に期待のかけられる新しい法の實施とともに、これらの施設が全國的に普及するように、さらに一段の努力が望ましいと思うのであります。私はこの法案審議の基本的な事柄として、以上の事柄をお伺いして、一應この質問を打切つておきたいと思います。 —————————————
又一般少年に対しましては学校教育によつて兒童福祉の問題を処理するといわれるような方もありましたが、学校以外の校外指導におきましては、やはりこういうものを通じてやらなければならないのであります。
從つて兒童福祉というよりか、母子福祉法として頂いた方が、この案にはお最も適当じやなかろうかと思つておつたのでございますが、これは今の御説明で大体分りましたが、なぜ母子という名前を附けられんのでありますか、その点について同じような質問で恐れ入りますけれども、お答え頂きたいと思います。